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【材料の選び方】

基本材料となる造形樹脂には「クリア」と「ホワイト」の2種があります。
作る作品に合わせて適切にお選び下さい。

※造形樹脂は成分にキシレンを含みます。使用時にシンナー臭がします。 
硬化させた造形樹脂からはシンナー臭はしなくなりますが
完全に臭いが抜けるには硬化後1日ほど時間がかかります。

硬化後30分の場合、硬化した造形樹脂を鼻に近づけて臭いを嗅ぐと
ごくわずかに臭いを感じます。



■造形樹脂 ホワイト
食品サンプル材料

【造形樹脂ホワイトの特徴】
◎硬化前は液体ですが、硬化後はプラスチックのような硬い材質になります。
◎A剤とB剤の混合後、約120秒で硬化が始まります。
◎硬化開始後、約15分で完全硬化し脱型できます。(気温等で時間は前後します)
◎着色せずに硬化させた時、造形樹脂の色は白になります。
◎透明感を出す事は出来ません。
◎基本色が白のため赤の顔料で着色するとピンクになります。
 ※濃い赤にはなりません。
◎材料の発泡が起こりづらく取り扱いが簡単です。
◎クリアに比べ価格が安くなります。


【造形樹脂ホワイトでの制作に適している食品サンプル】
食品サンプル材料 作品例

・マカロン・クッキー・パンケーキ・シュークリーム等、焼き菓子類
・焼き魚・ステーキ・ハンバーグ等、加熱した料理類
・透明感を必要としないお菓子や料理全般

※フルーツ・寿司など透明感の必要な作品の制作には適しません。
※チョコレートの制作には適しません



■造形樹脂 クリア
食品サンプル材料

【造形樹脂クリアの特徴】
◎硬化前は液体ですが、硬化後はプラスチックのような硬い材質になります。
◎A剤とB剤の混合後、約120秒で硬化が始まります。
◎硬化開始後、約15分で完全硬化し脱型できます。(気温等で時間は前後します)
◎着色せずに硬化させた時、造形樹脂の色は透明になります。
◎透明感を出す事が出来ます。
◎着色に使用した顔料と同じ色に着色する事が出来ます。
◎材料の発泡が起こり易く、取扱いに若干の慣れが必要です。
◎ホワイトに比べ価格が高くなります。
◎成形物内に気泡が入ります。無気泡の成型は出来ません。


【造形樹脂クリアでの制作に適している食品サンプル】
食品サンプル材料 作品例

・フルーツ・寿司・生肉・加熱した野菜等
・透明感を必要とするフルーツやスイーツ、料理全般

※フルーツ・寿司など透明感の必要な作品制作に適しています。
※チョコレートの制作に適しています。
※硬化成型したクリア樹脂内には気泡が必ず残ります。(取り扱い方法により増減します)
 高透明の成形物製作では気泡が目立ちます。
 高透明・無気泡の成形物を作成する場合には、本材料は適しておりません。