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【各材料の取り扱い方】

材料を正しく取り扱えば、樹脂の成形までは誰でも確実に完成させる事が出来ます。

また、樹脂の成形までは経験、技術レベルがほとんど影響しないため
材料の取り扱いだけ正しく行う事が出来れば、経験30年の職人と、初めて制作する人を比べても
出来上がる成形品に大きな差は出ません。

正しく材料を取り扱い、本物の食べ物と間違うような、リアルな樹脂の成形を楽しみましょう。


■型取り用シリコーンの取り扱い方
食品サンプル材料 型取り用シリコーン


1:計量
食品サンプル材料取り扱い 1:型取り用シリコーンの計量

紙コップ等、必要量を計量して別容器に取り出します。


2:硬化剤の添加
食品サンプル材料取り扱い 2:硬化剤の添加

シリコーンに適正量の硬化剤を添加します。
※硬化剤の添加適正量「シリコーン100g: 硬化剤4g」

硬化剤添加後、シリコーンと硬化剤がムラ無く混ざるように丁寧に撹拌して下さい。
「硬化剤の不足」「不完全な撹拌」はシリコーンが硬化しない原因となります。
 硬化剤の計量、撹拌は丁寧に確実に行って下さい。


3:型枠への注入
食品サンプル材料取り扱い 3:型取り用シリコーンの注入

硬化剤を混ぜたシリコーンを、原型を入れた型枠に注入します。


4:原型の脱型
食品サンプル材料取り扱い 4:型取り用シリコーンの硬化、原型の脱型

シリコーンは約8時間で硬化します。
硬化後、型枠をはずし、原型を取り出してシリコーン型の完成です。



■造形樹脂の取り扱い方
食品サンプル材料 ポリウレタン樹脂


1:計量
食品サンプル材料取り扱い 1:造形樹脂の計量

A液を必要量、紙コップ等、別容器に取り出します。


2:着色
食品サンプル材料取り扱い 2:造形樹脂の着色

取り出したA液を専用顔料で着色します。


3:混合
食品サンプル材料取り扱い 3:硬化剤と混合

A液と同量のB液をA液と混合します。
※A液が30gの場合、B液も30gを計量し混合して下さい。
※A液とB液の混合比 重量比「1:1」

混合後、A液とB液がムラ無く混ざるように丁寧に撹拌して下さい。
「計量ミス」「不完全な撹拌」は造形樹脂が硬化しない原因となります。
計量、撹拌は丁寧に確実に行って下さい。 


4:注型
食品サンプル材料取り扱い 5:造形樹脂の注型

混合した造形樹脂をシリコーン型に注型します。
A液とB液を混合した造形樹脂は1分ほどで硬化が始まります。
手早く注型して下さい。


5:脱型
食品サンプル材料取り扱い 5:成型樹脂の脱型
注型した造形樹脂は15分ほどで硬化し、型から抜き出す事が出来ます。
造形樹脂の成形 完成です。